六人の嘘つきな大学生

こちら、かなりおもしろかった。

途中途中、ひっかかる表現があるのだけど

最終すべて回収してくれました。

スリードにもまんまと乗せられ(笑)

だけど、そこでちょっと考えたらわりと“犯人”はすぐわかったのだけど

誰が犯人なのかとかよりももっと

人間の複雑さや愚かさとか、いかに一面を見ただけで人を判断してるかとか

そういったことが書かれててとても良かった。

 

読後はスッキリするミステリー。

今度映画化されるらしい♪楽しみ♫

 

このブログのサブカテゴリーで作ったように

“人は側面しか見えない”のだから

わかってる、なんて思い上がりたくない。

だけど、自覚してる以上にそう勝手に思ってしまうのが人間だし

自分に都合のいいように(いいようにも悪いようにも)解釈してしまうものだし

そうやって1つずつ自分なりに結論を出しながら前に進んでるわけで

 

だから、すべてをわかりあえるとも思わないし

勘違いも双方に生まれるだろうし

自分の判断もその時その時の自分を信じていくしかないけれど

 

“〜かもしれない”

の気持ちを持って人と接するって、とても大事だなと思う。

ゆとりを持ちたいね、うん。

 

どうでもいいけど

“〜かもしれない運転”って大事だって教習所で習うと思うんだけど

教習所で1番はじめに心理分析みたいの受けて

私、5Aだった。

教官に“めっちゃ運転に向いてる性格だね!このテストで5Aが出る人って、全然いないんだよ”

と言ってもらえたことがあるのだけど(数少ない自慢:笑)

 

その性格を、今後も人付き合いに活かしていかねばな。

 

なんて思う本でした✡